柴犬にも遺伝子が原因の難病があることを初めて知りました
昨日の地震、びっくりしましたね。
東京の震度は「4」でしたが、今回の地震はゆっくりとした横揺れが1分近く続きました。
ちょうど家にいるときだったのですが、床に寝ていたポチは立ち上がり、僕のほうをずっと見つめていました。
「大丈夫、大丈夫」と声をかけると、怖がる様子もなくふだんのポチに戻りました。
以前からそうですが、ポチは地震にはあまり強い反応を示さないようです。
さて、昨日の朝日新聞で気になる記事を見つけました。
■「売れる犬」ゆがんだ繁殖 遺伝性の病気、日本で突出
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11781329.html
犬にも遺伝子が原因の病気がありますが、日本は世界でも目立って遺伝性疾患の犬が多いという記事です。
原因遺伝子が特定された犬の病気は5月現在、193もあるといいます。
原因遺伝子を持っていても見かけは健康で発症しない「保因犬」同士の繁殖を行うと、4分の1の確率で病気を発症する犬が産まれるとか。
一方で、ブリーダーが注意をすれば原因遺伝子を受け継ぐ犬を減らせる環境は整ってきているといいます。
しかし、現状は、特定の犬種に人気が集中する風潮とブリーダーの意識の低さ原因で、望ましくない繁殖が行われていると、記事では指摘しています。
特に深刻なのが、コーギーです。
10歳前後になると変性性脊髄症と呼ばれる病気を発症する可能性がある個体が、約48%もいるということです。
病気が発症すると、四肢が動かなくなり、呼吸ができなくなって死亡してしまうそうです。
しかも、原因遺伝子を持たない個体は約9%だけとか。
日本で注意が必要な主要な犬の遺伝性疾患6つのうち、「GM1-ガングリオシドーシス」というのは柴犬に可能性がある疾患だということも紹介されています。
これは歩行不能、四肢の筋緊張などの症状を示し、生後5~6カ月で発症し、1歳くらいで死亡するという疾患です。
「保因犬」の割合(発症しない)は約1~3%だといいます。
ここでは紹介しませんが、この疾患を発症した柴犬のブログもあります。
写真を見ただけで涙が止まりませんでした。
このような遺伝子が原因の疾患があるとは、まったく知りませんでした。
柴犬だけでなく、すべての犬でこのような疾患に対しての迅速な対応が求められると、強く思いました。
と同時に、ポチがこの疾患が発症しなくて良かったと、しみじみと思っています。
生まれてきた犬に罪はありません。
人間の都合によってこのような状況になっていることに、強い憤りを感じました。
今朝のポチ。なぜか耳が横に広がっています。
今から思うと、無事にパピーの時期を過ぎて本当に良かったです
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