ネットを見ていたら、愛媛県の小学校の校庭で、犬が児童ふたりを噛み、うちひとりに15針を縫う大けがをさせたというニュースが載っていました。
http://www.news24.jp/articles/2015/02/03/07268535.html
映像で見ると、どうやら柴犬(or柴犬MIX)のようです。
80代の男性の飼い主の家から逃げ出したそうですが、犬の表情を見ると人を噛むようには思えないので、よほど興奮していたのでしょう。
ふだんはおとなしい犬でも、興奮すると何をするかわかりません。
いずれにしても、飼い主がしっかりと見ていないとダメですね。
この飼い主が高齢の方というのが、ちょっと気になりましたが…。
さて、四国旅行記の4回目です。
今回は「四万十町の宿編」です。
昨日ご報告した通り、かなり怖い思いをした愛媛県の道路を通り、高知県へ入りました。
しばらくすると、四万十川の上流が見えてきました。
「四万十川源流の町」という看板も見かけました。
そして、再び細くなった道を走り、今夜の宿へ向かいました。
途中、四万十川の河原に面したキャンプ場があったのて、休憩も兼ねてポチと少し散歩しました。
目的地の宿ですが、予定通り夕方の5時頃に着くことができました。
カーナビ通りに行ったら、全然違う場所に着いてしまったので、宿に電話して場所を聞きました。
この日はカーナビに裏切られてばかりでした。
この日泊まったのは「松葉川屋」という宿です。
同じ敷地内に母屋とは別に2軒の一軒家がある、民宿のような宿です。
我々の宿は二階建てではなく、平屋のほうでした。
夕食は6時半ということだったので、部屋に入る前にビールなどの買い出しに行くことにしました。
宿では食事のみで、飲み物の用意はないようです。
宿の方に店の場所を聞いて、車で向かいました。
そういえば、内子町の道の駅からこの宿まで、コンビニは一軒もありませんでした。
教えてもらったスーパーも、JRの駅の近くで、車で10分くらいかかりました。
ビールやつまみなどを買って宿に戻り、ようやく部屋に入ることができました。
この平屋の一軒家は、キッチンの付いたダイニングと、6畳の和室の1DKで、玄関にはテーブルが置かれた広い土間もあります。
この土間は、大型犬連れには便利そうです。
この宿は僕のような一人旅も歓迎してくれますが、こちらの平屋の部屋は、2~4名くらいの宿泊向きだと思います。
ただ、ここはペット同伴専門の宿ではないので、トイレトレーやシートなどペット関連の備品は置かれていません。
また、事前に確認したのですが、ケージもないということなので、僕は車に積んでいたクレートをポチの寝床として中に持ち込みました。
ほどなくして、夜の食事が運ばれてきました。
カツオのタタキと四万十ポークの冷しゃぶがメインの食事でしたが、地元の名物を食べることができて、とても満足しました。
朝食もご主人が四万十川でとったという鮎の塩焼きがメインの、素敵なものでした。
ポチの食事は、四万十ポークの肉2切れ分を細かくちぎってドライフードに混ぜたものです。
肉が美味しかったのか、あっという間に完食です。
当初は夕食後に車で20分くらいいったところにある「松葉川温泉」へ行こうと思っていました。
しかし、宿に来る前に下見を兼ねて寄ってみたのですが、やはり細い道を走らなくてはいけませんでした。
愛媛県の県道で怖い思いをしたばかりなので、夜の暗い道を走る自信をなくしていました。
ですから、温泉には行かず、宿でのんびりと過ごすことにしました。
夕食のときは、ビールだけでなく、地酒も飲み、いい具合にほろ酔い気分になりました。
疲れもあったので、しばらくの間寝てしまいました。
ポチも僕が寝ている間静かにしていたので、おそらく寝ていたと思います。
そして、夜の10時くらいに散歩へ出かけました。
宿に入る前にオシッコをさせるために、少しだけ近くの農道を歩いてみたので、大体の地理は分かっていました。
しかし、夜はまわりは本当に真っ暗になり、少し先もまったく見えません。
宿で借りたランタンを頼りに、30分ほど歩いたのですが、ポチはなかなかウ○チをしません。
なので、さらに別の場所を歩くことにしました。
途中、外飼いの犬に吠えられたりもしましたが、ボチは何とかウ○チをしてくれました。
結局1時間近くの散歩になりましたが、きれいな空気を胸いっぱいに吸い、そして満天の星空も眺めることができ、とてもいい気分になりました。
しかし、旅に出ると、ポチはこのようになかなかウ○チをしません。排泄のリズムが狂うようです。
食事をあまり食べなくなったり、排泄がうまくできなかったりと、ふだんとは様子が少し違います。
いつも旅に出ると、柴犬って本当に繊細なんだと感じます。
さらにこの日の宿では、僕に何度もマウンティングをしました。
やはり、見知らぬ場所で少し不安になっていたのでしょう。こんなところにも繊細さを感じました。
この日の夜は不安なことがひとつありました。
それはポチをクレートの中で寝かせることです。
これまでの旅行ではケージや大型犬用の大きなクレートで寝かせたことはあるのですが、車に積んでいる小さなクレートは初めてです。
本当はペッドやマットの上で寝てくれればいいのですが、ポチはそれらを破壊してしまうので、ふだんからそこでは寝ていません。
以前、一度だけケージやクレートがない部屋に泊まったことがあるのですが、そのときはポチは一晩中部屋の中をウロウロし、ずっとクンクンと鳴いていました。
かなり心配したのですが、ポチはクレートに入った最初の5分くらいはやはりクンクンと、鳴いていたのですが、その後は静かになりました。
やはり、ふだんから車の中に置いてあるクレートの中で休んでいるので、安心感があるのでしょうね。
その後、僕が目覚める6時間後まで、クレートの中で静かにしていました。
このことは、今回の旅行では大きな発見でした。今後の旅でも使えそうです。
このように、四万十町の素敵の宿での時間はあっという間に過ぎていきました。
※「松葉川屋」さんのブログにポチが紹介されました。
http://blogs.yahoo.co.jp/matsubakawaya/38990369.html
→その5へ続く
農道から見た「松葉川屋」。僕らは左側の平屋に泊まりました
こちらが正面玄関です。車を停めるスペースがこのすぐ前にありました
テーブルが置かれた広い土間が特徴的でした
キッチンのあるダイニングスペース
寝室になる6畳の和室。ポチはじゅうたんの臭いをしきりにかいでいました
洗面所、浴室、トイレはとても清潔感がありました
夕食がカツオのタタキと四万十ポークの冷しゃぶがメインでした
スーパーで買った地酒も飲んで、ちょっとほろ酔い気分になりました
朝食には特別に鮎の塩焼きを付けていただきました
宿のすぐ近くの農道の風景。朝の散歩もとても気持ちよかったです
宿でのポチ。僕に何度もマウンティングをしました
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