軽井沢旅行 その2 ドッグコテージ編
今回の旅行を軽井沢に決めた最大の理由は、ぜひともある宿に一度
泊まってみたかったからです。
それは「軽井沢 プリンス森のドッグヴィレッジ」にあるドッグ
コテージです。
ここは「軽井沢プリンスホテル イースト」の広大な敷地にある
犬専用の宿泊施設なのです。
このホテルのコテージは、テニス合宿などで何度が宿泊したこと
があるのですが、4人が泊まれるコテージが大自然の中に点在していて、
まさにリゾート気分が味わえる宿です。
そして、ドッグヴィレッジは、人間用とは少し離れたエリアにあり、
足洗い場を設けるなど犬のためのコテージが25棟建っています。
また、ドッグサロンやドッグランも完備されています。
以前、このホテルに泊まったときに、この犬専用の宿は目にして
いたのですが、「こんなところへ犬を連れてくるのは、きっとお金
持ちに人なんだろうな」と思っていました。
確かに、普通に予約すれば、オフシーズンの平日でも1棟借りるのに
4万円近くかかります。
なので、ここに泊まるのは夢物語だと思っていたのですが、今シーズン
から「わんちゃんと二人旅!」という宿泊プランが登場したのです。
これは、1名+犬で1泊15,000円からという格安のプランなのです。
食事も付いていないので、15,000円という宿泊代は他の宿に比べれば
決して安くはありません。
しかし、そこは「憧れの宿」です。それが僕にも手に届く料金で
泊まれるわけですから、もうすぐにでも行きたくなってしまいました。
なので、まだそんなに寒くはない9月の平日に行くことにしました。
チェックインは、ホテルのフロントで行いました。その間、ポチは
車の中で留守番です。
チェックインの手続きが終わると、「ドッグケアハウス」というペット
サロンのような場所で、エチケットケアを行いました。
このあたりはさすがプリンスホテルの施設というか、爪が伸びていないか、
体が汚れていないかなどを事前にチェックされます。爪切りや足裏の毛の
カットなどは無料で行ってくれます。
ポチは爪も伸びていなくて、むだ毛もないので、そのサービスのお世話に
なることはありませんでした。
そして、いよいよポチと一緒にドッグコテージに向かいました。スーツ
ケースやクレートは、事前にポーターがカートで運んでくれました。
コテージは以前も泊まったことがあるので驚きはありませんでしたが、
足洗い場があったり、寝室や水回りに入れないように柵があったりと、
やはり犬専用の作りになっています。
もちろん、ペットトレイやシート、うんち袋、消臭剤、そして専用のゴミ
箱など、アメニティも充実しています。
テラスにはリードフックも付いていました。
ポチはコテージに入った瞬間から、落ち着きがありません。ウロウロと
室内じゅうを歩き回り、たまに「クンクン」という鳴き声も出しました。
やはり、ふだん居る場所と違うので、不安なのでしょう。
僕が荷物を運ぶにベッドルームに入ると、柵に前足をかけて「ワン」と
短く何度も吠えました。
いつもは僕に甘えることはないポチですが、このような場所では少しでも
僕と離れると不安になるのでしょう。可愛いものです。
けど、浜名湖のペンションでも湯布院のホテルでも同じような感じ
だったので、そんなに心配はしませんでした。
ポチが落ち着けるように、大型犬用のクレートをあらかじめ用意して
もらい、その中にいつも車に積んである小さなクレートを入れ、
ポチの寝床を作りました。
夜、僕がベッドルームで寝ているときも、この中に入って静かにして
いました。
このドッグコテージは、犬を留守番させておくのは禁止されています。
その代わりいくつかのケージが入った専用のコテージがあり、その中で
犬は留守番することになっています。
ケージというよりも仕切版で他の犬が見えないようにした小さな個室の
ような作りです。
夕食のときに、最初にここに預けたのですが、ポチはこの場所が気に
入ったようです。深夜、僕が温泉に入るために、再度ここに預けた
のですが、そのときは自分から中へ入っていきました。
ポチの夕食ですが、昼間にドッグカフェで手作りゴハンを食べたせいか、
持参したドライフードをほとんど食べませんでした。なので、レトルト
のウェットフードをあげました。量が少ないせいか、完食しました。
僕の夕食はといえば、隣接するショッピングセンターで地元の野菜を
中心とするバイキング料理ですませ、朝食は手作りのパンをテラスで
いただきました。一人の食事なので、これで大満足です。
ポチにとっては、自宅に比べるとこのコテージはあまり居心地が良く
なかったかもしれませんが、そのぶん、ずっと僕のそばに居てくれ
ました。この日は、深夜1時ころまで起きていました。
ふだん、近い場所でポチと長時間一緒にいることはないので、この
旅行でポチと僕の距離が少し縮まったような気がします。
→次回へ続く
憧れだった「プリンス森のドッグヴィレッジ」
広大な敷地の中にコテージが点在しています
まずは「ドッグケアハウス」でエチケットチェック
こちらが我々が泊まったドッグコテージ。一人で泊まるには広すぎです
リビングルーム。窓の外は緑が美しい大自然が広がっています
僕が寝たベッドルーム。この日は寒かったので、床暖房を入れました
ベッドルームに犬が入れないように柵があります
玄関横にある足洗い場です
犬のアメニティも充実しています
大きなクレートの中に小さなクレートを入れました。これで安心して眠れます
チェックアウトの際に、マーキングなどをした箇所を自己申請。
前のワンちゃんの匂いが残っていたのか、ポチは1箇所だけマーキングをしました
これが留守番用のケージ。他の犬が見えないので、ポチも落ち着いて過ごせたようです
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